中国のインターネットと消費電力|中国のインターネットと消費電力

中国のインターネットが最近、大変普及されてきていると同時に、中国内での消費電力も相当な増加が見られます。中国の電力需給規模となると、米国に次いで世界第2位というのが事実です。具体的な数字でいえば、2004年末の発電設備容量は4.41億キロワット(kW)、2004年の発電電力量は2.18兆キロワット時(kWh)となっています。既に、日本の設備規模(2.66億kW)、発電電力量(1.09兆kWh)も抜いています。

この中国のインターネット使用度が高まった原因もあり、さらに近年の急激な経済成長も加わって、中国の広範囲で電力不足の事態となっているのです。先ごろ省・市・自治区で電力供給制限が行われました。中国のインターネット事情に比例しての、電力安定供給が緊急の課題となっているのです。この対策としては、新しい電源の開発、送電網整備の加速化など、ピークシフト・カット等においても各種の措置が講じられているのです。

中国のインターネットの進化発展には、この電力需給の動向、今後の見通しに重要な鍵があるといってもいいでしょう。ちなみに電源構成については、火力が約8割、水力が2割弱で、火力のほとんどは石炭火力となっています。電力需要については、鉱工業用が約7割、家庭用が約1割となっています。この中国のインターネット利用にも大きく関わってくる電力不足はさらに、深刻な情況が続くといわれています。

中国電力企業連合会の統計では、今後、特に、上海などを中心とした華東地域では700万キロワット以上の電力不足が続くとされています。また南方電力ネットワークでも420万キロの不足が生じています。GDPいわゆる国内総生産成長を大きく上回る成長に対して、国も鉄鋼や電解アルミ、セメントなどの業界で節電措置を講じているようです。このようにして、中国のインターネット普及に比例する形で増加し続けている電力消費ですが、早めの効果ある対策をとらなけらないけない状況となってきました。