中国のインターネットが普及するにつれて、電力の料金ものきなみあがっていっているようです。電力料金の動向についてみてみましょう。近年の石炭燃料コストが上昇したことにより、2005 年5 月から燃料費調整制度が導入されました。それにより全国平均0.0252 元/kWh(0.35 円/kWh)が値上げとなっています。そして、現在は、燃料調整制度の導入がされたというわけです。石炭燃料コストの上昇分をすべて小売電気料金に反映するのではありません。
石炭平均価格の変動幅が5%以上となった場合、上昇範囲を8%以内に制限し、増分コストの70%を小売電気料金に反映させる制度であります。つまり、発電事業者は増分コストの30%を自己負担することになるのです。なお、この小売電気料金の値上げ対象は、農業、中・小規模化学肥料生産用は含まれていないようです。家庭用需要家については、省レベルの結果に基づくこととなっています。
また、二度目の燃料費調整制度の実施ですが、国家発展改革委員会が検討中とのことです。もし、実施となったら、調整メカニズムのもとで卸電力料金が約0.01 元/kWh(0.14 円/kWh)、小売電気料金が約0.0113元/kWh(0.16 円/kWh)の値上げ試算となってしまいます。さらに加えて、送配電料金が実施される可能性があります。こうなってくると見込みではありますが、家庭部門を含むすべての需要家が引き続き電気料金の上昇に直面せざるをえない状況になります。
例えば、一般住宅が使用する場合は、1キロワット当たり約0.45元の計算です。例えば、かなりの寒がり屋であれば、各家庭に常設されている暖器だけでは寒くてたまらないでしょう。そこで1600ワットの電熱ヒーターを1日8時間使用することになるでしょう。こうなってくると一ヶ月の電気使用量が、384キロワットになります。そして、その他の器具で毎月30キロワット近く消費するので、冬場の電気料金は約200元前後になると思います。さらにこれに中国のインターネットの普及を考えれば、さらに上がるということです。